三階櫓・辰巳櫓の鯱と鬼瓦は滋賀県大津市の鯱、鬼瓦の専門工房で作られています。三階櫓3匹、辰巳櫓2匹の鯱と鬼瓦をひとつひとつ丁寧に手作りで作成しております。鯱の出来上がりは高さと重さはそれぞれ110cm、110kgです。また鯱5匹と大棟の鬼瓦5つには「道学共創」「長久安全」など10種類の願文がひとつずつきざんであります。この願文は新発田藩の歴代藩主が使っていた言葉などから新発田市がさらに繁栄することを願って決定されました。
鯱制作1 鯱制作2
▲鯱は土が乾燥するまでの間、そり具合が変らないように斜めの台にのせて乾燥させます。 ▲鯱の一対。上が口のあいている阿(雄)。下が口の閉じている吽(雌)。
鯱制作3 鬼瓦
▲鯱の正面 ▲鬼瓦

三階櫓・辰巳櫓の鯱と鬼瓦の願文
櫓名 種類 願   文 願 文 に こ め ら れ た 願 い
三階櫓 道学共創(どうがくきょうそう) 新発田藩の藩校道学堂の精神を市民とともに創りあげる
鬼瓦 凛乎不朽(りんこふきゅう) 勢いの凛々しいさまは、いつまでも朽ちず後世まで長く残る(溝口直諒「報国説」から)
大地悠久(だいちゆうきゅう) 豊かな大地のみのり
鬼瓦 世世進展(せいせいしんてん) 将来にわたって進歩発展する
萬民安康(ばんみんあんこう すべての人がやすらかに健やかにくらす
鬼瓦 長久安全(ちょうきゅうあんぜん) 溝口直諒「報国説」から
辰巳櫓 陰徳陽報(いんとくようほう) 人知れず善行を積むものは幸福を報い授かる(「淮南子人間訓」から)
鬼瓦 誠実公正(せいじつこうせい) 真心があって真面目、私心がなくて正しい(丹羽悳「積善堂」塾則から)
克己復礼(こっきふくれい) 自分の欲望を克服して、人間生活の基本である礼の道に立ちかえる(論語「顔淵」から)
鬼瓦 至誠一心(しせいいっしん) 真心は一つの心(溝口直諒「報国説」から)


復元日誌 基礎工事 石積み工事
木工事 建て方1 建て方2 建て方3
左官工事1 左官工事2 左官工事3 内部壁塗り
トップページ 屋根工事 土居葺 屋根工事 本瓦葺 鯱・鬼瓦 石垣補強工事